京の年中⾏事カレンダー
京都では季節の移ろいとともに、
いたるところで数多くの年中行事が
行われています。
その年中行事を二十四節気とともに
ご紹介します。
1月 睦月
- MUTSUKI -
睦月
(むつき)
「寒の入り」といわれ、さらに寒さが増す頃。小寒から節分までの約一ヶ月間を「寒の内」「寒中」といい、一年の中で寒さが厳しい時期です。
大寒
(だいかん)
冷気が極まって、いちばん寒さがつのる頃。二十四節気の最後の節気で、この頃を超えると、寒さの中に、春の気配を感じるようになります。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
1日
元旦
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2日
書初め・筆始め祭
北野天満宮
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7日
人日の節句(じんじつのせっく)(七草の節句)
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7日
若菜祭
各所
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8〜12日
十日ゑびす大祭
恵比須神社
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14日
日野裸踊(ひのはだかおどり)
法界寺
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15日頃
左義長(さぎちょう)・とんど
各所
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15日頃
楊枝(やなぎ)のお加持(かじ)・大的大会(おおまとたいかい)
三十三間堂
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21日
初弘法
東寺
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25日
初天神
北野天満宮
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2月 如月
- KISARAGI -
立春
(りっしゅん)
春の兆しを感じる頃。暦の上ではこの日から春となり、また、旧暦では一年の始まり音考えられていたため、節分などの節目の基準となります。
雨水
(うすい)
積もった雪や氷が水になり、降る雪が雨に変わる頃。雪解け水が、田や畑を潤すため、昔から、農作業を始める目安とされています。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
2〜4日
節分祭・追儺式(ついなしき)
各所
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8日
針供養法要
虚空蔵法輪寺
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9日
二九(にのこう)(小山の山の神)
山科区小山地域
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初午の日
初午大祭(はつうまたいさい)
伏見稲荷大社
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11日
七草粥の日
城南宮
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23日
五大力尊仁王会(ごたいりきそんにんのうえ)
醍醐寺
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24日
上賀茂さんやれ
大田神社・上賀茂神社
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25日
梅花祭(ばいかさい)
北野天満宮
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3月 弥生
- YAYOI -
啓蟄
(けいちつ)
陽射しが降り注ぎ、大地が温まり、土の中にこもっている生き物たちが目覚める頃。暖かな日が増え、春めいてくる陽気に、生き物たちが活動を始めます。
春分
(しゅんぶん)
昼と夜が同じ長さになる日。この日を境に陽がが長くなっていきます。春分の日を挟んだ一週間はお彼岸で、お墓参りをする人も多くなります。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
3日
ひなまつり・桃の節句
上賀茂神社・市比賣神社など
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9日
雨乞祭(あまごいまつり)
貴船神社
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13日〜5月13日
十三まいり
虚空蔵法輪寺
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15日
嵯峨お松明(たいまつ)
清凉寺
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20日頃
彼岸会(ひがんえ)・春分祭
各寺院
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22日
千本の釈迦念仏(しゃかねんぶつ)
千本釈迦堂
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25日
五穀豊穣祈願祭(ごこくほうじょうきがんさい)
吉祥院天満宮
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25日〜4月7日(令和4年は秋開催)
北野をどり
上七軒歌舞練場
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最終日曜
はねず踊り
随心院
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4月 卯月
- UDUKI -
清明
(せいめい)
「清浄明潔」の略で、万物が清く活き活きしている様子。花が咲き、鳥が歌い、すべてのものが春を謳歌する頃です。
穀雨
(こくう)
地上の穀物にやさしく雨が降り注ぎます。田畑の作物がすくすくと育つ頃でもあり、この時期に種を蒔くとよく成長すると言われます。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
1〜24日
都をどり
祇園甲部歌舞練場(令和4年は南座)
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2〜13日
京おどり
宮川町歌舞練場(令和4年は文化芸術会館)
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第一日曜、第二土日曜
嵯峨大念仏狂言
清凉寺
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8日他
花まつり
壬生寺・知恩院など
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第二日曜
やすらい祭
今宮神社・玄武神社など
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第二日曜
吉野太夫花供養(よしのだゆうはなくよう)
常照寺
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29日
曲水の宴
城南宮
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4月29日〜5月5日
春の壬生狂言
壬生寺
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5月 皐月
- SATSUKI -
立夏
(りっか)
暦の上では夏の始まりです。清々しい新緑に彩られ、夏の日差しがちらりと顔を出す頃。さわやかな五月晴れで、過ごしやすい気候が続きます。
小満
(しょうまん)
うららかな陽気にあらゆる生命が成長していく頃。草木はすくすくと健やかに伸び、動物にも活気が溢れます。田植えの準備もこの頃から始めます。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
1〜4日
千本えんま堂大念仏狂言
千本ゑんま堂
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1〜5日
藤森祭
藤森神社
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1〜15日
葵祭
上賀茂神社・下鴨神社
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1〜24日
鴨川をどり
先斗町歌舞練場
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3〜5日
市民煎茶の会
元離宮二条城
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5日
端午の節句・菖蒲神事(しょうぶしんじ)
貴船神社
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10日
春季金比羅大祭(しゅんきこんぴらたいさい)
安井金比羅宮
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第三日曜
三船祭
車折神社
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5月満月の夜
五月満月祭(ウエサクさい)
鞍馬寺
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6月 水無月
- MINADUKI -
芒種
(ぼうしゅ)
「芒(のぎ)」とはイネ科植物の籾の先にツンと伸びたひげを指し、穀物の種を蒔く時期という意味。田植えの目安となる候で本格的な農繁期に入ります。
夏至
(げし)
太陽が最も高く昇り、日の出から日没までの時間が一年でいちばん長い日です。暦上では夏の折り返しですが実際はまだ梅雨時分で、これから暑さが続きます。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
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御田植祭
松尾大社、伏見稲荷大社、上賀茂神社など
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1日
貴船祭
貴船神社
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1日
雷除大祭(かみなりよけたいさい)
北野天満宮
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1〜2日
京都薪能(たきぎのう)
平安神宮
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15日
青葉まつり
智積院
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15日
紫陽花祭
藤森神社
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20日
竹伐り会式(たけきりえしき)
鞍馬寺
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30日
夏越の祓(なごしのはらえ)・茅の輪(ちのわ)くぐり
各所
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7月 文月
- FUMIDUKI -
小暑
(しょうしょ)
蒸し暑い梅雨が明け、カラッと暑い夏本番になる候。小暑から大暑の間を「暑中」といい、暑中見舞いを出す期間とされています。
大暑
(たいしょ)
一年で最も暑い時期です。夏祭り、花火大会など各地で夏のイベントが行われます。鰻を食べて夏バテを防ぐならわし「土用の丑の日」もこの頃です。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
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嵐山鵜飼い
嵐山
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祇園祭
八坂神社、山鉾町
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7日
七夕祭り
各所
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7日(土日の場合、翌月曜日)
水まつり
貴船神社
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25日
虫払会(むしばらいえ)
真如堂
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25日
鹿ケ谷カボチャ供養
安楽寺
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土用の丑の日前後
御手洗祭(みたらしまつり)
下鴨神社
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31日〜8月1日
千日詣
愛宕神社
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8月 葉月
- HADUKI -
立秋
(りっしゅう)
この日から暦の上では秋となり、季節の挨拶は暑中見舞いから残暑見舞いへ。少しずつ昼の時間も短くなり、秋の気配が感じられるようになります。
処暑
(しょしょ)
暑さがおさまるという意味で、日中は暑さが残っていても朝晩は涼しさを感じられるようになります。これから穀物も実りはじめる頃となります。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
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万灯会
大原三千院、大谷祖廟、車折神社など
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六斎念仏
壬生寺、清水寺、千本えんま堂など
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1日
八朔
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7〜10日
六道まいり
六道珍皇寺
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15日
花脊松上げ
花脊八桝町
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16日
五山送り火
京都盆地を囲む山々
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22〜23日
六地蔵巡り
大善寺、浄禅寺、地蔵寺、源光寺、上善寺、徳林庵
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24日
久多の花笠踊
志古淵神社
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24日
広河原松上げ
広河原下之町
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9月 長月
- NAGATSUKI -
白露
(はくろ)
秋が深まり、草花に朝露が光る頃。下りた露が輝き白い粒のように見えます。空高く、秋雲がたなびき、秋の気配が濃くなっていきます。
秋分
(しゅうぶん)
昼夜の長さが同じになる日。この日を境に日が短くなり、秋の夜長の始まりです。秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸となります。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
第一日曜
八朔祭(はっさくさい)
松尾大社
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9日
重陽祭(ちょうようさい)、重陽の神事(ちょうようのしんじ)
上賀茂神社、車折神社など
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9日
重陽の節会(ちょうようのせちえ)
虚空蔵法輪寺
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14〜15日
観音加持清流会(かんのんかじせいりゅうえ)
清水寺
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中下旬
萩まつり
梨木神社
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第四月曜
櫛まつり
安井金比羅宮
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旧暦8月の十五夜
中秋の名月
各地
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旧暦8月の十五夜
観月の夕べ
大覚寺
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10月 神無月
- KANNADUKI -
寒露
(かんろ)
朝晩の冷え込みがきつくなり、草木に滴る露が冷たく感じる頃。稲刈りが終わりを迎え、田畑に実る農産物の収穫も盛んとなります。
霜降
(しもふり)
朝夕の冷え込みがさらに増し、朝方に霜が降り始める頃。鮮やかな紅葉が見られる中、露は霜へとかわり、晩秋の名残と冬の気配を感じます。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
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御香宮神幸祭(ごこうのみやしんこうさい)[伏見祭]
御香宮神社
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1〜5日
ずいき祭
北野天満宮
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上旬
区民運動会
各所
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上中旬
三栖(みす)の炬火祭(たいまつまつり)
三栖神社
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上中旬
粟田祭(あわたまつり)
粟田神社
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第三日曜
斎宮行列(さいぐうぎょうれつ)
野宮神社、渡月橋
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第三日曜
城南祭[餅祭り]
城南宮
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22日
時代祭
平安神宮
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22日
鞍馬火祭
由岐神社
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23日頃
岩倉火祭
石座神社
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11月 霜月
- SHIMOTSUKI -
立冬
(りっとう)
木枯らしが吹き、暦上での冬の始まりです。お日様の光が弱まり、日も短くなります。早いところでは、初雪の知らせが聞こえることも。
小雪
(しょうせつ)
雨が雪に変わる頃のこと。雪が降り始めるとはいえ、積もる程は降らず、さほど多くないことから「小雪」といわれます。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
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お火焚(ひた)き
各所
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1日
亥子祭
護王神社
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1日
十夜法要・秋の集い
百萬遍知恩寺
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1〜10日
祇園をどり
祇園会館
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8日
かにかくに祭
祇園白川
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第二日曜
嵐山もみじ祭
嵐山・渡月橋上流
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15日頃
七五三
各所
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23日
新嘗祭(にいなめさい)
各所
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23日
筆供養
正覚庵
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12月 師走
- SHIWASU -
大雪
(たいせつ)
本格的な冬が到来する頃。山は雪に覆われ、平地にも雪が降り積もります。新しい都市を迎える準備が始まる時期でもあります。
冬至
(とうじ)
一年でいちばん夜が長く、昼が短い日です。太陽の力が弱まる日であり、冬至かぼちゃや柚子湯などで、無病息災を願う風習があります。
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- 開催日
- 名称
- 開催場所
- 行事内容
上旬
吉例顔見世興行(きちれいかおみせこうぎょう))
南座
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7日〜10日他
大根焚き(だいこだき)
千本釈迦堂・了徳寺など
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13日
正月事始め
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20日
御煤払(おすすはらい)
西本願寺・東本願寺
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21日
終い弘法(しまいこうぼう)
東寺
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23日
かぼちゃ供養
矢田寺
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25日
終い天神(しまいてんじん)
北野天満宮
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31日
大みそか
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31日
をけらまいり
八坂神社
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31日
除夜の鐘
各所
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