日本遺産「候補地域」

 京都の花街文化は、「おもてなし文化 ~受け継がれゆく花街の文化~」として、文化庁の日本遺産「候補地域」に認定されており、日本遺産の認定を目指しています。

〇 日本遺産とは

  地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する制度です。全国で104件が認定されており、京都市においては、既に、「京都と大津を繋ぐ希望の水路 琵琶湖疎水 ~舟に乗り、歩いて触れる明治のひととき~」が認定されています。

〇 ストーリーの概要

1 多くの寺社が集まる千年の都・京都には、全国から訪れる参詣者などの観光客にお茶や菓子を出 す店「お茶屋」が門前に現れ、やがて、料理とともに芸妓舞妓の舞や三味線で客をもてなすようになり、お茶屋の集まる地域は、一つのまち「花街」に発展してきました。

2 花街のおもてなしは、京料理等の食文化を育み、西陣織や京友禅等のものづくりを支え、京舞等の伝統伎芸を洗練させていくなど、京都の文化の継承発展に欠かせない精神文化として受け継がれてきました。

3 京都の花街は、歴史的なまちなみや四季折々の伝統行事とともに、芸妓舞妓の伎芸、お茶屋のおもてなし、食文化、匠の技など、悠久の京都が培ってきた伝統文化とものづくりの魅力を私たちに感じさせます。

〇 ストーリーを構成する53の文化財

・都をどり (祇園甲部・京舞井上流)・京おどり (宮川町・若柳流)・鴨川をどり (先斗町・尾上流)・北野をどり (上七軒・花柳流)
・祇園をどり (祇園東・藤間流)・祇園新橋重要伝統的 建造物群保存地区・祇園町南歴史的 景観保全修景地区・上京北野界わい 景観整備地区 (上七軒)
・先斗町界わい 景観整備地区・祇園甲部歌舞練場・宮川町歌舞練場・先斗町歌舞練場
・上七軒歌舞練場・祇園会館・輪違屋・角屋
・島原大門・林家・長谷川・下里家住宅
・富美代・一力亭・市村家・望月
・西陣織、経錦、羅、紬、有職織物・京友禅、友禅・京繍、刺繍・京鹿の子絞
・京くみひも・京黒紋付染・京扇子・かつら
・京つげぐし・京足袋・京丸うちわ・三味線
・花かんざし・髪結・京料理・会席料理・祇園祭花傘巡行
・時代祭風俗行列・京の食文化・京・花街の文化・京のきもの文化
・京の年中行事・北野天満宮・八坂神社・祇園甲部お稽古場(学校法人八坂女紅場学園)
・宮川町お稽古場 (学校法人東山女子学園)・先斗町お稽古場(鴨川学園)・上七軒お稽古場・祇園東お稽古場
・茶道のお点前   

〇 事業実施主体

  京都おもてなし文化振興協議会

  事務局:公益財団法人京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)

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