12月に入った頃、京都の冬の風物詩といえば、何を思い出しますか?例えば、「大根焚き(だいこだき)」。あちこちの寺院で、大鍋で煮込んだ大根を楽しむ人々の様子が見られます。 この行事、悪病を取り除き健康増進を祈願するのですが …
冬になると、日が暮れるのがどんどん早くなっていきますね。「冬至」とは、1年で最も日が短くて夜が長い日。冬に至ると書いて「とうじ」と読みます。 古くは、暦の計算をこの日を起点に考えており、この日を“陰”の極点としてふたたび …
旧暦では毎月の最後の日を「三十日」と書いて“みそか” と呼んでいたことから、1年の最後の月となる12月のみそかを、「大みそか」と言うようになりました。 大みそかには、住まいの大そうじをしたり、新年を迎える準備をしたり、年 …
年神様という神様が、新年の幸福をもたらすために各家庭にやってくると言われる正月。さまざまな行事や風習は、その神様をお迎えして幸せを授けてもらうために生まれたと言われています。 おせち料理やお雑煮もそのひとつ。お正月の料理 …
「きもの」は、日本が世界に誇る民族衣装。美しい四季がある日本ならではの美意識や、奥深い文化が表現されています。 平安時代は貴族の装束として、男性は束帯(そくたい)、女性は十二単(じゅうにひとえ)がありましたが、武家社会に …
新しい年を迎えて7日目。1月7日は、「人日の節句」または、「七草の節句」といい、春の七草が入った七草粥を食べる風習がありますね。 この風習の起源は古代中国。その昔、中国では正月元旦(1月1日)を鶏とし、6日までをさまざま …
節分の行事と言えば、家の中の鬼、つまり邪気を追い払うための「豆まき」。では、なぜまくのは“豆”なのでしょう? その理由は諸説ありますが、古来より日本には米・麦・ひえ・あわ・大豆などの五穀や、塩、砂などをまいて邪気を祓った …
毎年2月に開催される「京都マラソン」。都大路をたくさんのランナーが走り抜けますね。7つの世界遺産をはじめ、京都を代表する数々の観光名所や景勝地に出会えるコースはとても魅力的。もちろんマラソンを走らなくても、コース沿道でラ …