3月3日は「上巳(じょうし)の節句」。上巳とは、陰暦で3月の最初の巳(み)の日のこと。「桃の節句」や「ひな祭り」ともいい、女の子の健やかな成長を祝う日です。 「ひな祭り」の起源は平安時代までさかのぼることがで …
「花街(かがい)」と呼ばれているまちを知っていますか?花街とは、舞・踊りをはじめとした数々の伝統伎芸、おもてなしの文化や京都の伝統文化が大切に守り続けられているまちのこと。現在、京都には五花街(祇園甲部・宮川町・先斗町・ …
春といえば桜の季節。 美しく咲き誇る桜の木の下で、おいしいものを食べたり、おしゃべりしたり。お花見の風習は、じつは平安時代から続くと言われています。歴史的に有名なお花見は、1598年3月に山城醍醐寺の三宝院で、戦国武将の …
子どもの成長を願い、生涯の節目節目に行われる伝統的な通過儀礼は、日常とは違う特別な「ハレ」の日として、現在にも受け継がれています。 京都で伝統的に行われている「十三まいり」もそのひとつ。干支が一巡する13歳になった少年少 …
5月5日は、「端午(たんご)の節句」。端午の“端”には、「はじめ」という意味があり、端午は5月の最初の午(うま)の日のことでしたが、“午(ご)”の文字の音が五に通じることなどから、いつしか5月5日が「端午(たんご)の節句 …
5月に行われる「葵祭」は、祇園祭(7月)、時代祭(10月)とともに“京都三大祭”と称される祭り。賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭です。 平安時代には祭りといえば葵祭をさすほど、格式高い祭礼。当時 …
食卓を彩る、これぞ家庭の味!というおかず。京都では、昔から受け継がれている日常的な家庭料理のことを「おばんざい」ともいいます。 「おばんざい」の多くは、出汁ベースの味付けに旬の野菜など、季節の食材を無駄なく使い切るよう工 …